血管の中にできた血液の塊が「血栓」です。 その血栓が、詰まって血流を止めてしまい、「血栓塞栓症」が起こります。 この血栓塞栓症を予防するための薬が、「抗血小板薬」と「抗凝固薬」です。 「抗凝固薬」が使われるのは、次のような場合です。 ・心房細動の人の脳梗塞を予防です。 ・全身の血栓塞栓症の予防です。 ・静脈血栓症、心筋梗塞、肺塞栓症、脳梗塞の予防や治療です。 ・心臓弁膜症における人工弁置換後です。...
高齢化が進む日本人にとって、脳梗塞は怖い病気です。 血管内にできた血栓が、血流を妨げて血管を詰まらせてしまう病気です。 血栓によって血流を妨げる病気には、心筋梗塞や肺塞栓症などもあります。 その血栓を予防するために使用される薬は、「血液をサラサラにする薬」と言われたりする薬です。 血液は、本来固まるための成分が関係しています。 それは、血球成分である「血小板」、タンパク質群の「凝固因子」です。 た...
抗凝固薬は、内服で使う「ワルファリン」という薬があります。 さらに、2011年3月には、「ダビガトラン」という薬が使用できるようになりました。 さらに2011年4月からは、脚の整形外科手術後の静脈血栓塞栓症の予防する薬として「エバキサバン」の使用が認められました。 では、この抗凝固薬は、どのように血栓を予防するのでしょうか。 血液に存在する凝固因子にはたくさんの種類があります。 1つの凝固因子が次...
血栓予防 抗凝固薬「ワルファリン」は、長年にわたって使用されてきた薬です。 「ワルファリン」の効き方としては、個人差が大きいため必要とされる薬の量は人によって違いがあります。 血栓予防 抗凝固薬「ワルファリン」使用開始後も、定期的に採血をしてその結果によって薬の量を変える必要あります。 食事制限も必要とされます。 また、食品や他の薬剤との相互作用も多です。 そのため、薬の効果を予測することも困難で...
血栓予防 抗凝固薬の基本的な服用は、次の通りです。 ●ワルファリンの使用 1日1回服用です。 まずは、少量から始めて、血液の固まり具合を示すPT?INRの値を確認して、服用する量を決めます。 目標となるPT?INRの値は、70歳未満の場合2.0から3.0です。 70歳以上の場合1.6から2.6です。 薬の効果に影響を及ぼすビタミンKをたくさん含む食品摂取を避けなければいません。 その食品とは、納豆...
血栓予防 抗凝固薬の副作用で、気になることは出血です。 薬を服用していて、出血した場合受診する必要があります。 ワルファリンを使用したとして、鼻血程度であっても対処しなければならないことがあります。 皮下出血程度なら、問題ないことはわかっています。 しかし、ダビガトランは新薬のため、分かっていない部分もあるので、皮下出血でも受診することをおすすめします。 特に、薬の使用開始したころは、副作用がでや...